パーキンソン病と上手く付き合うために知っておきたい治療法・改善法のこと

サプリメント

コエンザイムQ10・アスタキサンチン・ムクナ豆など、パーキンソン病に良いと言われるサプリメント成分を詳しく解説しています。副作用の有無や、使用上の注意もチェックしておいて。

サプリメントのパーキンソン病への有用性

サプリメントとパーキンソン病サプリメントの中にも、パーキンソン病によい効果をもたらすものがあります。

ただし、成分や効能によっては使用している薬剤との相性が悪いこともあるので注意が必要。

併用しても問題がないかどうか、医師に相談してから使用するようにしましょう。

■ コエンザイムQ10
高い抗酸化作用を持つコエンザイムQ10。2002年に行われた臨床実験では、80名のパーキンソン病初期患者に1200mgのコエンザイムQ10を16ヵ月間投与。その結果、脳機能の低下を抑制する効果が認められたそうです。

コエンザイムQ10はイワシ・牛肉・豚肉などに含まれていますが、健康維持に必要な量を食品から摂取するのは困難。手軽なサプリメントを利用し、毎日続けることをお勧めします。製品は、身体への吸収が良いとされる水溶性タイプを選ぶと◎。

■アスタキサンチン
ビタミンEの約1000倍以上の抗酸化作用を持つアスタキサンチン。アスタキサンチンは、脳を有害物質から守る「脳関門」を通過できる数少ない物質です。脳関門を通過したアスタキサンチンは脳内の神経細胞に働きかけ、神経の脱落・変性を抑制。パーキンソン病の予防や進行を遅らせる効果があると言われています。

順天堂大学の研究でも、パーキンソン病のモデルマウスに症状改善・延命効果が見られたことが報告されました。疾病の改善を期待する場合の摂取量は、1日1~3gほど。副作用はとくに報告されていないようです

■ムクナ豆
ムクナ豆は、蔓性のマメ科植物。ヒマラヤ原産で熱帯アジアを中心に分布、日本では八升豆と呼ばれています。ムクナ豆の特徴は、パーキンソン病の治療に用いられるL-ドパが含まれていること。食品から自然な形でL-ドパを吸収できるため、薬物に頼りたくないパーキンソン病患者の間で話題となっています。

ただし、ムクナ豆と薬物治療を併用する場合は、過剰摂取に注意。L-ドパの効果が出すぎると、不随意運動・幻覚・低血圧などの症状が起こることもあります。利用の際は、必ず医師に相談するようにしてください。

 
パーキンソン病の治療・改善ガイド